センター英語を9割取れるまでにやったことを公開します

センター英語で9割目指しているけど、どうしたらいいのかわからない?本記事では実際にセンター英語で198点取った筆者が、どのような心構えでどう対策して挑んだのか解説します。9割目指している方は必見です。

センター英語9割は馬鹿でもとれるが、時間がかかる。

はっきり言います。センター英語は馬鹿でも取れます。いったん単語力を上げてしまえば、ゆったりと安定的に9割とれるようになります。が、時間がかかります。

私は高校二年くらいのころから単語だけは猛烈にやっていたので、三年の夏終わりの時点で安定的に8~9割とれるようになり、最終的にセンター本番で198点取りました。その代わり、全ての科目で一番、時間がかかったと思います。

これを聞いて、吉報と捉えるか悲報と捉えるか。

良く言えば、時間は一番かかるけど、馬鹿でも取れる
悪く言えば、馬鹿でも取れるけど、一番時間がかかる

この記事を読んでいる時期が高校三年生の10月とかだったら、間違いなく悲報です。はっきり言いますね、英語はあきらめましょう。こんな記事読まないでください。英語だけは直前でどうこうしても点数は上がりませんから。英語以外の他の科目に時間を割いた方が、全体の点数は上がるし、有意義です。

この記事を読んでいる時期が高校一年二年なら、朗報です。余裕です。三年の初めでも大丈夫です。

だけど、英語は時間がかかる。これだけは脳に刻んでおいてください。日本語をまともに読めるようになったのに何年かかったのか忘れてないですよね?

十分な日数が無ければセンター9割は不可能と知るべし

なぜ英語は時間がかかるのか。それは単語の数が膨大だからです。センター英語なら、単語だけでも4000単語くらいは、おぼえなければいけません。(難関2次は4000から6000単語と言われている)

寝る回数=覚えられる回数

人は睡眠を挟むことによって、記憶を定着させます。寝る回数が、脳が何かを記憶できるありがたい回数です。センターまであと何日寝ることができますか?センターまであと何回記憶するチャンスが残ってますか?

センターまであと一年だとすると、365回しか記憶を定着する機会がないということです。一年なら365回のチャンスで4000単語を覚えるわけです。(知識がゼロの場合ですが)

繰り返しますが、

寝る回数=覚えられる回数、です。

英語は、センター直前でやったってダメな理由、わかりますよね?寝る回数が限られてくるので覚えられる回数も限られます。膨大な英単語の数に、少ない日数で対応できるわけがありません。

寝る回数を大切に使いましょう。

記憶の当たり前を理解しない奴にセンター9割は無理

「脳は繰り返しでしか覚えない。一度しかやってないものは覚えない」

がむしゃらにやるのはやめましょう。覚えるやり方でやれば覚えるし、覚えないやり方でやれば覚えない。ただそれだけです。まずは、脳は何を覚えるのかを知りましょう。

では、覚えるやりかたとは一体何か?

たった一つです。「繰り返すこと」です。これが記憶の「当たり前」

がっかりしました?でも、方法はこれしかないです。

繰り返すことでしか、脳は記憶しない。回数だけを意識しましょう。例えば、ある単語を「何時間やったのか?」ではなく「何回見たのか?何回読んだのか?」だけにフォーカスしましょう。

さらにその時、同じ日に何時間も、何回もやったって意味がありません。上で述べましたが、「睡眠時に」脳は情報を記憶に定着させます。睡眠を挟んだ回数が記憶の鍵なのです。

「回数が鍵です。それも睡眠を挟んだ回数が」

寝る前、朝起きた後、そしてスキマ時間

この時間をぼーっと過ごしている人は、センター9割は無理です。この「寝る前、起きた後、スキマ時間」は記憶の黄金時間です。脳が情報を一番記憶する時間をドブに捨てるなんて!

膨大な英単語を覚えるには、この記憶の黄金時間の活用が不可欠です。

例えば、夜寝る前に、枕元に単語帳を置いておいて、30単語サーっと眺めましょう。1分でできますよね?で、朝起きたら、その30単語をサーっと眺めましょう。これも1分。休み時間にまた1分使ってその30単語見てください。

合計3分で30単語覚えられますよね?

そういうことです。英単語は1時間なんてガッツリやらなくていいですから、スキマすきまにちょくちょくやるんですよ。スキマです。

スキマ

そのときのポイントは、やはり繰り返し、出会った回数を増やすことです。一単語に時間をかけてはいけません。回数です。

毎日のトイレ、歯磨き中、風呂に入る前、も当然活用

毎日トイレ行きますよね?その時間無駄に過ごしてませんか?一回大便するたびに、30単語できますけど。歯磨き中はイヤホンつけてリスニングできますよね?風呂入る直前1分つかって単語30個見れますよ?

そういう時間をすべて活用しているA君、すべて損失しているアナタ、1年たったら埋めることのできない大きな差になりますよ?

そこまでやるの?と思う人がいますが、単語なんてさっさと仕上げてしまえば、それだけ受験は有利ですよ?3年の夏の時点で9割とれれば、あとはずっと9割とれますから。

いったん仕上げれば、あとはリーディングをするだけで維持は簡単です。維持どころか速度と精度は上がる一方です。帰国子女がセンター英語を簡単に突破するのは、英語はいったん上げてしまえば、安定する科目だからです。

そうすれば三年の秋以降は、ほかの科目に集中できますからね。一番時間がかかる英語を早々に攻略すれば、めちゃくちゃ有利だってことです。そのころ他の人たちは、英語でヒイヒイ言ってるでしょうから。

センター英語は単語力。全ての単語を親友に。

センター英語は単語力で決まります。範囲内の8割の英単語を完璧にすれば160点とれるし、範囲内の9割の英単語を完璧にすれば180点とれます。

私みたいに範囲内と思われる単語の全てを、馬鹿みたいに一心不乱にやれば、198点くらいとれるわけです。

ではその「単語力がある」というのは、一体どのような状態を指すのか?何をもって「単語力がある」と言えるのかを説明します。

単語力があるというのは、

  • ある単語を見たときその単語の意味が1秒以内にわかること
  • 文中で、その単語の意味がわかること

ということです。

「単語力があるということは、1秒以内にわかること」

たまーに「私は単語力はあるけど、文が読めません。最後まで終わりません。点数が低いです。」という人がいますが、それは勘違いしています。単語力ないですから。

「すべての英単語を親友にしましょう」

町で親友と会ったとき、思い出すまでに4秒も5秒もかかります?会ってすぐにわかりますよね?すべての単語を親友にしている人が「単語力がある」人です。

思い出すまでに5秒かかっている単語があったら、3秒に縮めましょう。思い出すまでに3秒もかかっているなら1秒に縮めましょう。1秒かかっているなら、0.5秒に縮めましょう。最終的には見たら同時にわかることが理想です。

そのために必要なことも、やっぱり「繰り返し」です。中学の時、繰り返し一緒にいた人が親友ですよね?繰り返し会うから、仲良くなるんです。英単語とも繰り返し会って、親友レベルで仲良くなりましょう。

「単語力があるということは、文中で分かること」

実は、単語が単体で出てくることはありません。単語は必ずほかの単語とセットで出ます。組み合わせでしか出てこないのです。

なので、単語を単体で覚えるだけでは、まだ足りません。リーディングなくして、単語学習は完成しないのです。単語を単語帳でやるのは構いませんが、例文を読んだり長文を読んだりすることがセットであることは「常識」としてください。

「単語関係」を把握してないとセンター9割とれないよ

ヒトに人間関係があるように、単語にも「単語関係」があります。あなたのクラスに「あいつとあいつは仲良いけど、こいつとは仲が悪い」だとか「あの人とあの人はいつも一緒にいるなぁ」とかって、ありますよね?基本それと同じです。単語にも、いつも一緒にいるなぁって単語があります。

例えば、

日本語の場合、「かける」と「眼鏡」は仲が良い動詞と名詞
英語の場合、「wear」と「glasses」は仲が良い動詞と名詞

日本語の場合、「苦い」と「コーヒー」は仲が良い形容詞と名詞
英語の場合、「strong」と「coffee」が仲が良い形容詞と名詞

「depend」と「on」は仲が良い動詞と前置詞です。さらに前置詞の後ろには名詞がいつも付きまとってます。

はっきり言うと、単語を単体だけで学ぶ、「単語帳オンリー」な勉強をしているひとは、こういった単語関係を把握することは一生できません。

なので、「単語帳オンリー」の人は、英文の空欄を埋めるような問題でヤられちゃいます。空欄の前後の単語関係を把握できませんからね。どれを選んだらいいかわかりません。単語を単体だけで覚えるのは、十分ではないです。

だから、例文、長文を読む、これは絶対です。文中で単語に触れれば、「単語関係」を把握できるからです。

単語帳だけで単語と仲良くなった気になってる人はヤバいですよ。どれくらいヤバいかというと、SNSのプロフィールだけ見て勝手に親友だと思い込む奴くらいヤバいです。

実際の文の中で、単語と頻繁に出会いましょう。繰り返し会って、他人→知り合い→友達→親友にグレードアップしましょう。その際に、人間関係ならぬ、単語関係も把握することをお忘れなく。

それで初めて「単語力がある」「単語を知っている」と言えます。

「単語力が十分にあるということは、その単語を見て一瞬で分かるということ。さらに、単語関係を把握して、どんな単語と一緒に出てくるのか、文中ではどんな意味になるのか分かる、ということ」

センター英語9割取りたいなら多読しかない話

ということで結局、単語帳+多読がモノを言います。がっかりしないでください。これをしっかりやればセンター英語9割とれますから。単語帳をやることで、より読みやすくなり多読を助けて、多読をすることでまた、より単語力を強化する。

はるか昔から、多読が重要と言われてきたのには、きちんと理由があるんですよ。多読は、単語と繰り返し、しかも文中で出会う、最も効率の良い手段です。それも頻度順に。

多読をすると自動的に頻度が高い単語とたくさん出会う

意外に気づいていない方がいますが、実は多読するだけで、自動的に頻度の高い単語から覚えます。だって頻度が高い単語って、よく出る単語って意味ですよね。じゃあよく出るんだから、多読すれば、そのよく出会う単語から順番に記憶しますよね?多読は合理的なんですよ。

速読は目指すな。熟読と精読を心がけよ

速読ができるようになりたいという相談を受けたことがある。「速読術」を教えてくれと。そのときの答えは決まって「やめとけ」です。なぜやめたほうがいいのか?

それは速読は単なる「結果」だからです。なんの結果かというと、多読の結果。熟読の結果。精読の結果です。

ゆっくりでもきちんと読めない奴が、速く読めるわけないだろ、ってことです。

速く魚を三枚に捌ける人は、なぜ速く魚を三枚に捌けるのでしょうか?答えは簡単です。たくさん魚を捌いてきたからです。ゆっくり、丁寧に捌いてきたからです。速捌き術の巻物を読んだからじゃありません。

繰り返しやったから、動作が最適化されて、速度が速まった。ただそれだけ。聞いて身につくような「速読術」などこの世に存在しません。そんなファンタジーを妄想している暇があったら、英文を読んで、慣れて、それで速度を上げましょう。

あとから振り返ってみて「あぁ、そういえば速く読めるようになったな」が速読です。「単語は覚えません、多読もしません、でも速読を教えてください?」不可能なことは教えられません。

センター9割とりたいなら、あれこれやらないこと

ここで大事な話を一つ。単語帳を繰り返しやれだとか、長文を多読して単語関係を把握しろとか言いましたが、その際に注意してほしいことがあります。それはあれこれやらないことです。

参考書いっぱいもってるけど、どれもきちんとやってない人にならないでください。いますよねそういう人。

お気に入りの単語帳、長文集を1冊ずつ決めたら、それをベースにして何度も繰り返し読んでください。ボロボロになるまで繰り返しやってくださいね。

文法書から英語を学ぶな!英語から文法を学べ!

文法書の話を見事にスルーしてきたので、ここで文法書について話しますね。正直に言いますと文法書は嫌いだったので、高校生の時はやりませんでした。まともにやったのは大学生になってから。なので、文法書をやらなくてもセンター198点は取れるってことです。

じゃあ文法書はやらなくていいのか?というと、そんな単純な話でもないです。文法書をしっかりやったから、センター英語が出来たという人もいるので、人によって違うということです。

私の場合は、とにかく文法書が大嫌いで、大嫌いで、見るだけで吐き気がするくらいでした。だってあれ、わかりにくいじゃないですか。不必要な用語で、本来シンプルでささいな英文を、ワザとやってんのか?ってくらい複雑に日本語で分析し解説してますよね。

当時は「意味がわかればいいだろ!」「文法用語を暗記している奴らより、実際読めてるし、高い点数がとれてるし、英語は学年一番とってるし」という高校生でしたので、かなりのアンチ文法書でした。今でこそ文法書は読みますが、当時の判断が間違っていたとは今でも思いません。文法書から入っていたら、英語が大嫌いになって辞めてたと思います。

何が言いたいかというと、私のようによっぽど文法書が嫌いなら、英文から直接、文法を学べばいい、ってことです。

このチャプターでは、わざと「文法書」という言葉を使っていますが、「文法」と「文法書」は違います。文法は大事ですが、文法書は大事ではありません。「サッカーのルール」と「サッカーのルールブック」って意味違いますよね。文法書はサッカーのルールブックのことです。

日本の英語教育は、「サッカーのルールブック(英文法書)」を暗記させれば、サッカー(英語)がうまくなるだろう、というような考え方が基礎になっています。

当時高校生だった私はそうは思わなかった。だからそのアプローチには従わなかった。サッカーをして、サッカーのルールを身に付けたいタイプだったわけです。

みなさんはどっちですか?私は実例から入らないと無理です。実際に英文を見たほうがわかりやすいタイプです。自分なりの正当なロジックがあるなら、そちらを貫いたほうがうまくいくと確信してます。

質問に強くならないと、センター英語9割は無理

質問、設問について語ってる人が意外に少ないので、ここで英語の質問、設問について小話を。

あなたは英語の質問に強いですか?

自信をもって「はい」と言えないなら、質問力を鍛えたほうがよさそうです。質問を正しく受け取れなければ、正しく答えることなどできないからです。

何を聞きたいのか?何が問われているのか?これを逃さない方法は非常にシンプル。最初の言葉を逃さないことです。

リーディングだったら最初の言葉を見逃さないこと。
リスニングだったら最初の言葉を聞き逃さないこと。

つまり、5W1Hを逃さないことです。Do、Is、Are、Haveを逃さないことです。

英語は、何が聞きたいのかを、最初の1ワードで決める言語です。文を読むとき、目線が中央に寄ってしまう人がいますが英語の場合は間違いです。英語の場合、注意は先頭に向けてください。英語は、大事なことから話す言語ですから。日本語と同じ感覚で英語に接するのは危険です。だから読めない。だから聞けない。

英語はとにかく先頭が大事!これだけ脳に刷り込んでおいてください。読むときも聞くときも大事な法則です。

模試の点数は気にするだけ無駄。黙って復習せよ

模試の点数が低くて落ち込む人がいますが、時間の無駄です。模試はあなたを精神的に痛めつけるために存在しているわけではありませんからね。

模試の意義は「復習」です。模試は「あなたが足りないところはここですよ」と教えてくれる良い奴です。本番じゃないんだから何点とったっていいんですよ。その代わり、取れなかったところを確認して修正しないようなら、全くの無駄に終わります。

模試は受ける前なんてどうでもいいんですよ。リラックスした状態で模試には挑むようにしてください。繰り返しますが、何点とったっていいんです。大事なのは模試を受けた後、結果が返ってきた後に、スタートします。

模試の命は「復習」です。

受ける前はテキトーに、受けた後に本気を出す。

それが模試ですが、この模試の本質を理解してない人が結構いるような気がします。

間に合わなければ就職、留学すればいい

それでも間に合わないことはあります。受験なんてゲームみたいなもんですから、家庭教師とか塾講師とか付けて、あらかじめルールを理解して仕込んでいるやつらは勝つし、コーチ無しで初めての体験で受験のルールがよくわからなくて仕込みが間に合わずに負けちゃう人もいます。

あれは頭の良さを競うテストというより、「スケジュール管理」とか、「従順さ」とか、「言われたことを言われた通りやる」コンテストみたいなモンですから、仮にうまくいかなくても間違っても自殺とかしないでくださいね。毎年チラホラいますよね。

ぶっちゃけ今の時代、大学に行くのはオワコンのような気もします。センター英語対策でこんな話をするのも何なんですが。文系の大学のほとんどは、大学4年間で何も学ばず遊ぶ連中がほとんどです。企業側もそれを知ってますから、プライドだけは高くなってろくに勉強してない大学生より、その4歳若い高卒を雇って育てるほうがいいっていう会社も増えてきてますからね。そちらのほうが下手に学歴がない分、素直ですし。

どうしても行きたい大学があって、ここでしか学べないことがあるんだ!というなら別ですが、もはや日本の大学に何百万もつぎ込むくらいなら、そのお金で高校卒業と同時に留学なりワーホリなり行くほうが、将来的に高い給与で良い働き方を実現できるのではないかと、私は考えています。英語を学ぶならなおさら、海外に行った方が早いです。

まあ「試験の前にそんな話をするな」と怒られそうですが、最近は本当にそう思ってます。受験は落ちて絶望しますけど、ワーホリは100パーセント受かりますからね。そして100パーセント成長する。

受験にうまくいかなかったら、絶望する前に、そういう素晴らしい選択肢もあるんだよってことは、頭の隅にでも置いておいてください。

大学に行くお金で、余裕で海外行けますから。マジで。セブ島とかいいんじゃないですか?

おしまい。ここまで読んでくれる人が何人いるかわかりませんけど、長々と読んでいただきありがとうございました。がんばってね。