ネット上の英語系の教材を見て、胡散臭いなと思ったことはありますか?本記事では英語業界に蔓延る詐欺まがいの教材の見分け方について簡単に解説します。騙されたくない人は必見です。
英語の詐欺教材の見分ける「魔法の言葉」
詐欺教材は「だけで」を多用する

簡単に見分ける魔法の言葉があります。
それは…
「だけで」という言葉。
詐欺師達は、この「だけで」が大好きです。
一体なぜでしょうか?
理由は簡単です…
「騙される人も大好きなワード」だからです。
魚を釣りたければ、その魚が大好物なエサを用意するのは当然です。 釣り人(詐欺師)は、魚(あなた)が大好きなエサ(だけでという言葉)で釣ろうとします。
釣られないように気をつけましょう。

言うまでもありませんが、「○○だけで英語がペラペラに」なることはありません。それについてはこちらの記事↓
で詳しく解説してます。興味のある方はどうぞ。
詐欺教材は「オノマトペ」を多用する
もう一つ、詐欺師が多用する言葉があります。それが「オノマトペ」です。オノマトペとは擬音語のことで、「ペラペラ」だとか「フサフサ」といった言葉です。オノマトペは、日本語のすばらしい文化の一つで個人的には専門の本を買うくらい好きなのですが…残念ながら詐欺師たちも大好きな言葉なようです。なにせ感性と繋がっている言葉で、心に響きますからね。
詐欺教材は「だけで」+「オノマトペ」
ではここで応用編に参りたいと思います。上記で学んだ詐欺教材の二つの特徴を組み合わせてみましょう。
「これを塗るだけで、あなたの髪がフサフサに!」

「これを一日一杯飲むだけで、みるみる痩せる!」

「ワンクリックだけで、お金がザックザック手に入る!」

はい。良く出来ました。
まともな人間なら、
「そんな馬鹿な話あるか!」
と、そのアホさに気づきます。
では、これならどうでしょう…↓↓↓
「これを聞くだけで、
あなたの英語がペラペラに!」

これだとなぜか騙されます。
同レベルなのに(笑)
詐欺教材の特徴は非現実的で誇張ばかり
胡散臭い教材を目の前にしたときには次の二つの質問を心がけましょう。
1.現実的か?
2.誇張はないか?
この二つだけは、お金を払うまえに確認しましょう。
詐欺教材はあなたに「夢」を見させてきますが、
正しいものはいつだって現実的です。
目を背けないように。

甘い話には気をつけましょう。釣られる魚にはならないでください。周りに騙されている人がいましたら、それとなく助言してあげてください。
あなた魚ですよって。

おまけ↓↓↓
英語系教材に詐欺が多い二つの理由
二つの理由があります。
1.英語がわからない人が多いから
2.英語コンプレックスが多いから
…分からない人が多い分野で、コンプレックスを持っている人が多い。この二つは…
詐欺師が大量発生する絶好の条件です。

「英語ができないなんて恥ずかしい」「話せないとみっともない」「だから英語を話せるようになりたい!」「でもどうすればいいか、わからない」
詐欺師たちは知っています。こういう人には、嘘でも高額な教材を売りつけてもバレないということを。英語ができないことを「恥ずかしい」だなんて思う人ですから、仮に詐欺教材を買って成果が上がらなくても「恥ずかしい」から文句も言ってこない。
あなたは餌食にならないように気をつけましょうね。
「英語の詐欺教材の典型的な例」です。こちらもおすすめ記事です↓