マルチリンガルになるための、正しいマインドセットとは?

興味深い動画を見つけたので、シェアさせて頂きます。マルチリンガルになりたい人も、英語を話せるようになりたい人も、ぜひ見てほしい動画です。

彼は、ポリグロットと呼ばれる多言語話者。動画内では、彼がマルチリンガルになったきっかけや、プロセスマインドセットを語ってくれています。

彼がこどものころ、母からは他の国の文化をリスペクトするように教え込まれたといいます。彼にとっての初めての外国語は、おじいさんとおばあさんのウクライナ語。彼が覚えたのは、軽いあいさつだけだったといいます。

マルチリンガルといっても、学生時代はフランス語が苦手だったといいます。あまりに成績が悪かったために、フランス語の先生に「あなたは向いてない。ほかの事をした方が良い」と言われたそうです。

いったんフランス語はあきらめたそうですが、次はドイツ語の授業にチャレンジ。すると今度は、どうやら先生が「言語オタク」だったらしく、勉強が楽しくなったそうです。喋れるようにはならなかったものの、4年間みっちり勉強したそう。

最後の学年で、ロシア語とスペイン語の授業をダブルで受けたそうです。ロシア語は8日で断念したそうですが、スペイン語はハマったようです。その時の先生も素晴らしく、その先生に褒められたことで、スピーキングにも挑戦するようになったそうです。

卒業後、彼は結婚し、夫婦でカナダに来た難民を支援する仕事につきます。そのときの難民の多くが、英語ではなく、スペイン語を話したそう。それから、毎日スペイン語で話すように。

彼は動画内でこう言っています。

You must speak bad Spanish or you will never speak good Spanish.(下手なスペイン語を話さなければ、上手いスペイン語を話すことは永遠にない)

その後、エスペラント語や、イタリア語、ポルトガル語、ポーランド語、ギリシア語と、次々に勉強していきます。

そんなこんなで、彼はマルチリンガルに。

彼のスタイルは、多言語を一つ一つを完璧にしていく、というものではありません。人と関わるなかで興味があれば勉強するというスタイルです。学生時代は興味のままに、大人になってからは関わる人に合わせて。

隣人にポーランド人がいたから、ポーランド語を。近所にギリシアのレストランがあるからギリシア語を。仕事で関わる人に、ブラジル人がいたからポルトガル語を、といったように。

Language learning I believe strongly is a social experience and not an academic experience. (言語を学ぶことは、社会的な体験であり、学術的な体験ではない)

国際都市、カナダのバンクーバーならではですね。

大切なことは、マルチリンガルになりたいから多言語を勉強したわけではない、ということです。人と交流するために結果的にマルチリンガルになったといえます。

センター英語や、英検、TOEICなどの、試験のために英語を勉強してきた私には、耳が痛くなるお話です。彼の目的と比べてしまうと、私のはなんだか空っぽの理由だからです。

とまあ、落ち込んでも仕方がないので「使わないと、もったいないよ」と背中を押されていると都合よく解釈して、もっともっと人との交流で使っていこうと思った今日この頃でした。

みなさんは、学んだ言語を人と使ってますか?

You’ve got to give it a try and start using your languages.

追伸:この記事がなんか響いたら、ほかの記事も見てやってください。ひょっとしたら、ほかのも刺さるかもしれません。