英英辞典を使わなければ、永遠に英語で話せるようにはなりません

英英辞書

英語で話したければ英英辞典を使え

あなたは英英辞典を使っていますか?

もし英会話力を身に付けたいというのに、英英辞典を使っていないとするとかなりヤバいです。だってそれじゃあ、どれだけ英語を勉強したって話せるようにはなりませんから。論理的にワケを説明します。

英和辞典では一生英語「で」話せない

そもそも、英語「で」話すという行為は、英語「で」表現するということです。英語「で」自分の考えや思いを伝えること。英語「で」説明したり、英語「で」描写したりすること。

で、あなたに一つだけ質問です。

英和辞典を使って、その能力が身に付きますか?

いいえ。

永遠に身に付きません。

つまり、

1.あなたが英和辞典を使っている間は、
2.あなたに英語「で」説明する能力は身に付きませんので、
3.あなたは英語「で」話せるようにはなりません。

論理的に考えて、当たり前の話ですよね。でも、こんな当たり前のことを学校では決して教えません。

日本の英語の授業は、読めるようになるための授業で合って、話すための授業じゃないですから、それも当たり前と言えば当たり前。

でも最近(というか随分と前から)、文科省は、コミュニケーション重視でスピーキングに重きを置くとか言っているようですから、未だに「英英辞典」の使用を勧めていないのはナゾです。

あ、先生方も使い方を知らないからか。

日本の英語の先生方も、

1.英英辞典を使ってないので、
2.英語「で」説明する能力が身に付いてない。
3.だから英語「で」話すことができない。

日本の英語の先生方が、自称English Teacherなのに、英語が話せないのは、英英辞典を使ってないからです。だから英語「で」説明するスキルをそもそも鍛えていない。

もちろん、日本語「で」英語「を」説明することにおいては、右に出るものがいない名人なのですが。

英英辞典によって翻訳から卒業しましょう

そもそも英英辞典とは一体何なのか、意外とわかっていない人が多いような気がします。改めてスピーキングへの鍵「英英辞典」について考えていきます。当たり前だと思わずにおさらいをすることは大切です。

英英辞典とは英語を英語に変換する辞典です。英英辞典を英語で言うと、English monolingual dictionariesです。このモノリンガルのモノは1(いち)という意味で、一つの言語の辞書ということ。

つまり、モノリンガルとは、英語という一つの言語内で「言い換え」る辞書で、英日、日英翻訳が無い辞書ってことです。No!ノー!トランスレーションです。

翻訳から卒業するためには、モノリンガル辞書、つまり英英辞書を使わないといけないということです。逆に言えば、英和を使っている以上は、永久に翻訳から卒業することはできません。常に日本語が出てきちゃって、英語で話せる日なんて永遠に来ませんよ。

英語間の言い換え能力は英英辞典でしか鍛えられない

なので、この記事を読んでいるあなたが、もし英和辞典しか使っていないのなら、ただちに英英辞典を使い始めることを勧めます。英語「で」話せるようになりたいと思うのならですが。

では、さらにもうちょっと掘り下げます。英英辞典を使うことでのみ鍛えられるその「言い換え」能力とは具体的にどんな能力なんでしょうか。

「言い換え」とは、同じか似た意味を持つ、別の言い方で表現することです。同じ意味や似た意味のことを、同義語だとか類語synonym(シノニム)と言います。

この類語、シノニムのレパートリーを増やすと、

必ず英語で話せるようになります。

なぜ、言い換え表現(類語、シノニム)を覚えると英語を話せるのか?

逆に考えましょう。

なぜ話せないのか?なぜ黙るのか?なぜ何も言えないのか?

それは、言葉が見つからないからです。今自分が思ったこと、言いたいことがあるのに、それにふさわしい言葉が見つからない。ちょうどいい言葉が見つからない。

その解決法が、英英辞典を使うことで手に入る「言い換え能力」、類語の増強です。繰り返しになりますが、英英辞典は英語を英語で説明します。その際に、同じ言葉を使うわけにはいきませんので、別の言葉を使って、同じ意味を説明します。英英辞典を使えば使うほど、類語のレパートリーが増えるということです。

一つの表現に、一つ類語を追加で覚えるだけで、単純に引き出しが2倍になります。表現の「保険」ができるのです。表現の控えリザーブが常にある状態にするのです。類語の保険があれば、別の言い方、表現でいくらでも英語で言い換えることができる。

そうすると、たとえ一つの表現が思い浮かばない、ど忘れしても、別の表現を使えばいい。常に、一つがダメでも別のがある。だから絶対に、無言にならなくなる。「…」から卒業できる。必ず何か言えるようになる。それって英語で話せるようになるって意味ですよ。

逆に、もし、たった一つの言い方しか知らなかったら…英英辞典を使わずに、別の英語の表現を知らなかったら…

それを忘れたらオシマイです。無言になります。「…」何も出てきません。英和辞典しか使ってないですから、日本語しか出てきません。でも相手は日本語が分かりませんよ。「えーっと…アレ…アレなんていうのかな…うーん…アイドンノウ…ハウトゥーセイ…」

英語で出てこなかったその表現を、別の英語で表現する能力こそ、英語を話せる人間全員(ネイティブ、非ネイティブにかかわらず)が共通して持っている能力です。

そしてその能力を鍛える唯一の方法が、英英辞典(モノリンガルディクショナリー)を使うことです。そうすれば私たち日本人だって、たとえ英語で一つの表現が出てこなくても、別の英語の表現で言い換え出来るようになって、無言になることなく、何かしら言葉が見つかるようになって、喋ることができるようになるわけです。

この、翻訳ナシの、英語間における言い換え能力は、英英辞典のみでしか鍛えられません。英和辞典では逆立ちしたって鍛えられません。いつか英語で話せるようになりたいと思うのなら、この事実を決して忘れないでくださいね。

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ちなみに今の時代、紙辞書にこだわる必要もありませんので、素直にネット上のオンライン辞書を利用しましょう。おすすめのオンライン辞書はこちらの記事で解説してますのでよかったらどうぞ。

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